あぜ板のレイズドベッドの経過報告
あぜ板レイズドベッドの進捗
よし、次の記事を更新してブログを公開しようとして約1年。
ブログのことをほぼ忘れていた私。ふと思い出して更新しています。
夏の成果が結構良かったので、冬野菜のためにレイズドベッドを一気に拡張。
10月の段階でここまでこぎつけました。
(この時点では夏野菜から冬野菜に以降のタイミングでつくったので、まだ、奥の方は露地植えが残ってる)
2022年12月ぐらいのの時点でもともと畝を作っていたところの全てにあぜ板のレイズドベッドをつくりました。
冬野菜の調子も好調で、育ち過ぎて食べ切れなくなってご近所中に野菜を配って回りました。ヽ(=´▽`=)ノ
2023年3月では庭の端っこの方にもレイズドベッドを作ろうと作業中です。
1年間あぜ板レイズドベッドをやってみた感想とその費用
この一年、あぜ板レイズドベッドをやってみてよかったなと思っています。
畝作りの際のスピードが上がりました。(畝を形成しなくていいので)あと、もともとの土壌が通気性の悪くてきのこが生えてたので、通気性が向上したことはとても嬉しいことでした。
さて、あぜ板レイズドベッドなのですが、いいところばかりというわけでもありません。もちろん、見た目はあぜ板なので、おしゃれではないです。あと、歪みやすいというデメリットがありました。
あぜ板を2枚ぐらいつなげて作ったレイズドベッドは問題ないのですが、
あぜ板は柔軟な形に形成できるため(これがメリットでもあるのですが)、長い畝を作ろうとすると歪みやすいです。
3mほどになると歪みが酷くなってきて、80cm幅のものを作ろうとしても、土の重さで幅が広がって、1mぐらいになったりします。
私は仕方ないので、あぜ板に穴を開けてローブを通して歪み防止をしています。
(写真暗くてすみません)
あぜシート支えで周りに杭を打ってみましたが、見た目は良いのですが、
やはりあぜ「シート」用なのであぜ「板」にはあいませんでした。
しかし、固定には役立っているのでロープと併用して使っています。
ロープを使いたくないようであれば、杭はケチらず太めのプラ杭を買ったほうがいいかもしれません。
(畑が狭い関係でロープを頼ったのですが、耕すときロープに鍬が当たるので少し不便です)
あぜ板でレイズドベッドを作ってみた費用を計算してみます。
歪みやすいのでおおよそですが長さが3m、幅は80cmぐらいを大きさのものを8つ作りました。大体のものはホームセンターやモノタロウで買えました。
まず、あぜ板ですが、ひと畝大体6枚ほど使いました。
モノタロウで10枚セットで運賃込みで4000円以下で買えました。一枚あたり400円くらい。ひと畝だと2400円くらいです。
(実際買ったときの値段とはまた違うと思いますがだいたいこのくらいでした。)
あぜシート支えはひと畝10本くらい使いました。
50本入りで3600円ぐらいだったと思います。
一本あたり72円くらいの計算でひと畝720円。
ロープは1000円で30mのもので、1畝につき、4箇所ほど止めてひと畝6mくらい使っています。これは使いすぎだとは思いますが、ひと畝200円ほどです。
あと、1年ほどあぜ板レイズドベッドをやっていてわかったことが、露地とレイズドベッドの隙間から生えてくる雑草が地味にめんどくさいです。
雑草って何故か隅っこから生えてくるのが好きなので、これは対策して置かないと腰が痛くなります。
レイズドベッドを作る前に整地をするとおもうのですが、その時に防草シートは必須です。
普通のレイズドベッドは内側に防草シートを折り込んだりすると思いますが、露地に直接あぜ板のレイズドベッドを作る際は、中に織り込まず、完全に広げた状態で防草シートを引いて、その上にレイズドベッドを置くことをおすすめします。
私は30mで8000円くらいの防草シートをホームセンターで買ったのですが、防草シートは材質や耐用年数で値段が大きく変わります。安いものは5000円くらいで抑えられるかもしれません。
私が買った防草シートはひと畝あたり、1000円くらいです。実際のレイズドベッドの大きさより長めに設置しています。
肝心のレイズドベッドの中身なのですが、底には浄水発生土を設置しているため、底石代金はほとんどかかっていません。(運搬が疲れたくらい?)詳しくは前回の記事を見てください。
上部に入れる土も畑を駐車場にするというご近所様から好きなだけ持っていっていいよと言われ持っていった土なので費用はほとんどかかっていません。(あと、もともと、露地の畝にしていた土もいれています)
土代金でかかったのは堆肥、肥料、石灰代ぐらいです。
これは露地の場合もかかるものなので換算しません。
以上
すべて合計すると、3m×80cmの畝がひと畝あたり大体4320円です。
私の畑では8つ作ったので全体費用で34560円になりました。
カインズのガーデンフレームおしゃれ!!ですが、約1m×1mで4980円します。
あぜ板レイズドベッドに比べて、お値段はだいたい倍ぐらいでしょうか。
おしゃれな家庭菜園を目指す方はこちらがおすすめだと思いますが、
とにかくコスパ!!という方は不格好ですが、あぜ板レイズドベッドおすすめです。
あぜ板レイズドベッドのメリット・デメリット
あぜ板の良いところはもともと、露地用の土留めのため、劣化しにくいところです。
今のところ1年放置のものも特に変化がありません。
木製のレイズドベッドの場合防腐剤処理などをしなければ、耐用年数が少ないですが、あぜ板はその必要もありません。木材と違って軽いので固定はしなければいけませんが、さほど難しい作業ではなかったです。
あぜ板レイズドベッドのメリット
・費用が安い
・耐用年数が長い。
・整地して板を買っていて固定するだけなので、DIY初心者でも簡単。
・設置時間がかからない。
(私の場合整地から固定までふくめて長くても2時間ほどひと畝作れました。)
あぜ板レイズドベッドのデメリット
・おしゃれではない。
・薄いので耕すときに歪みやすい。固定が必要
・木材と違い水分は吸わないので、排水性の確保が必要
(あぜ板に穴を開ける、整地の際置く場所を耕す、レイズドベッドの下部を浮かせてせっちするなどで対策できます。)
以上
まとめるとあぜ板レイズドベッドは
・おしゃれさはいらないけど、安い費用で畑の状態を改善したい。
・おしゃれさとかはいいから、気軽に家庭菜園したい。
・レイズドベッド作るの難しそう
という方におすすめです。
これからも、あぜ板レイズドベッドを活用して家庭菜園をしていく予定ですので、経過を記事にできれば良いと思います。
更新忘れてなければ、なにか他に役立つことがあれば更新していきたいです。
できるだけ安く、レイズドベットをつくりたい
今、頑張って畝立てをして屈みながら畑作業をしている。
できる限り、お金をかけず、楽して、楽しく、庭で野菜を作って食べたい。
そのテーマのもと、今、レイズドベットでの畑作りを考えている。
サイズは1つの枠が約1m×2.5~3mほどで深さは30cmほどを考えている。
それが10個ほどあれば、色々作れて楽しいなぁと思いを巡らせたので、ひとまず、1つ作ってみる計画を立てる。
レイズドベットはいいところが満載。
・水はけ、風通しが良くなる
・見た目が良くなる
・高さがあるので腰にやさしい(一番のポイント)
コスパの良いレイズドベッドの作り方はないかなと試行錯誤していたところ
枠はあぜ板にしてみようと試しにポチってみた。
あぜ板ならブロックの様にコストもかからないし、木の様に腐ったりもしない。
加工して通気孔も作ることができるので採用した。つなぎ目を凹凸をくっつけて簡単に枠を作ることができるのも魅力。
枠ができたら、中身だが、どうやら、底に通気できるものがいるようで、
底石はこの大きさだと、とてもお値段が高い。
家の庭の石を集めようかとも思ったが到底足りない。
どうしようかなと思ったところ、浄水発生土をひいたら?といわれたので、使ってみようと思う。
浄水発生土は今、畑で使ってる土の一部だが、とても水はけが良い。
去年その土だけで、さつまいもを育てたところ、しっかり茎が伸びて、立派なさつまいもが育ったので、有機物や肥料次第で、色々育てられるだろうなということは実験済みなので採用した。
ちなみに浄水発生土は浄水の過程で出る土で、浄水施設でもらえる。水道水で作ってる過程で出る土だから、特に体に有害なものではない。
むしろ、利点がいくつかある。
・ほぼ無料でもらえる(運搬は頑張らないといけない)
・ほとんど川砂なのですごく水はけが良い
。炭が入っているおかげか保水性もよい
・中性に調節されている
黒いので色がついてしまうのが難点だが底に厚めに敷く分には問題ない。
これを底石代わりにしようと思う。
ひとまず、これの上には、もともと、畑の土に牛糞の有機物、苦土石灰を入れ、つくってみようと計画中。
もうすぐ、いちごが終わるので、ランナーを伸ばして、いちごを苗をもりもり増やしたい。それに向けて制作してみることにする。